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サポーターからのご意見

 

【サポーターのご意見①】

改めて正しいビジョンを確立し、それに基づく実行(継続性)だと思います。
それを実現できる会長、社長、GM、監督が必要です。
強いとされるチームはスタイルが確立しています。そしてビジョンが明確で実行されているからだと思います。そうすれば、それに適した監督・選手獲得により組織的なスタイルを確立することができます。そこに個性も合わされば強いチームになると思います。そして、育成年代のチームにも同じスタイルを浸透させる必要があると思います。
また、多くの人が魅力的だと思うクラブを目指す必要があります。そうすれば、育成年代から有望な選手が入団し活躍する好循環が生まれます。誰もが憧れるクラブを目指す必要があると思います。

 

【サポーターのご意見②】

育成型クラブと表向きには言っていながら、下部組織から昇格した選手や、新卒獲得した若手選手が育っていない印象です。飛び抜けた能力の選手を、一人二人獲得できたとして一時的に勝てるようになっても、それは他チームにすぐに研究され、対策されてしまいますので、根本的な解決にはなりません。
数年かけてでも、チームビジョンをしっかりもって、アカデミーからトップまで一貫した方針でチームを作り直した方が良いと考えます。

 

【サポーターのご意見③】

2010年(長谷川健太監督)の6位以降、10年以上に渡り、J1では2桁順位の常連。J2降格を繰り返している。毎年のように監督が交代している状況。試合に勝てないと、真っ先に監督、選手の責任を追及されるが、試合に勝ちたくない監督や選手はいないと思うし皆必死にやっている。それでも結果がでないのは、フロントの責任が大きい。フロントはどういうビジョンを持ってエスパルスを立て直そうとしているのかが全く見えない。
川崎フロンターレのスカウトの向島建さんがインタビューで「スカウトする選手のどこを見て決めているのか」という質問に対して、「中村憲剛選手にフィットするかを見ている」と回答していたのが印象的だった。人を名指ししてチームのビジョンを決めるのは極端ではあるが、チームとしてどういうサッカーをするのかというビジョンが明確にあり、そのビジョンを実現するために必要な選手を獲得し、育てることが必要だと思う。
特に外国人枠で獲得する選手は重要で、外国人選手が機能しているチームが必ず上位にきている印象がある。エスパルスに在籍している外国人が活躍している印象があまりない。エスパルスを退団した後に活躍する選手は多く見てきたが、もっと明確なビジョンを持って立て直しを図ってもらいたい。

 

【サポーターのご意見④】

サッカーの原理原則に則った約束事をチーム内で徹底されることを期待したいです。クロスひとつとっても、ペナルティエリアにいる味方の数が少ないです。ニア、真ん中、ファーに味方選手が最低3人入れば、シュートそしてゴールまで結びつく確率は上がります。こういった基本的なことは若くて実績がない選手でも練習を積み、選手間でコミュニケーションをとれば必ず身につきます。
実力がつくと海外へ移籍しやすい時代になっているからこそ、こういったサイクルは非常に大事になるかと思います。選手全員でシーズン通して表現できるようになれば、たとえ怪我人が出たりトラブルがあっても、最低J1中位(7~11位)を維持できるはずです。それだけの選手の能力やクラブの底力はあると思っております。
最終的には「リーグ優勝」も実現できるかと思います。

 

【サポーターのご意見⑤】

  • 市民クラブとしての理念を再構築すること。
  • 経営陣を刷新すること。
  • 地元出身の若手を積極的に起用する。
  • ベースとなるスタイル確立をぶれずに目指し続けることが必要である。
  • 強いリーダーシップを発揮できる選手を獲得する。

 

【サポーターのご意見⑥】

  • 変わっていない役職の交代。責任の所在の明確化。
  • アカデミー選手の育成。アカデミーに時間、お金を使い、静岡の選手を育成すべき。
    →セレクションへの参加も最近は少ないと聞く。静学等の私立に流れている。
  • 静岡全体のサッカー環境、指導の場の構築。
    その年ごとで残留や昇格を目指すのではなく、ジュニアの世代から静岡の選手が集まる場となるように、数年のレベルで取り組む。
    その中心でエスパルスが活動を担っていく。

 

【サポーターのご意見⑦】

まずはクラブ体質を激変させなければ蘇ることはできない。選手たちが「このクラブ、チームで長く戦いたい」と思われるようなクラブになることが必要である。年俸だけが魅力なクラブではダメで、例え良い選手が集まったとしても「チームワーク」が大事なサッカーでは、「ここ一番」の場面でチームとしてのパワーが生まれない。
近年の終了間際の失点で勝ち点を落とした原因はそこにあると思っている。日本一と言っても過言ではないサポーターが見捨てないうちに、選手からもサポーターからも愛されるクラブになることがエスパルスを強くする一番の近道だと考える。